当農園では、椎茸の廃菌床と、米糠、牡蠣殻、畑やその周辺の萱、畑の雑草、そして作物の残さを土づくりに活かしています。
「現在ロカヴォでは「堆肥」として、椎茸の廃菌床と、米糠、牡蠣殻、畑やその周辺の萱、畑の雑草、そして作物の残さを土に戻しています。
苗床の土も鉢上げの土も、作物が何であれ、露地畑とハウスの堆肥はこれだけです。(2018年現在は自家製もみ殻燻炭と貝化石、地元精米所からの少量の米ぬかだけ使用ー主に苗床の土に使用)」
「11月20日、雨が2日続き高い湿度と暖かさでカビだらけの畝(5日前、寒さで枯れたバジルを片づけ右の通路に。畝に米ぬかを撒きそれに菌床を乗せ、さらに米ぬかを撒き灌水)
ハウス内は不耕起でタイミングを見てこの畝にはリーフレタス類を定植予定。」
「花が咲き終わり、充分木が熟し枯れた萱は、繊維質が多く堆肥の原料には最適です。」
「草刈り機で刈り倒し、掻き集めてロープで結束し、トラックで運搬、カッターで少量づつカット。この一連の作業は中々大変です。ロカヴォでは高畝にされた畝間に萱と菌床を敷き込み(主に夏のトマトなどの果菜類)、作付終了後の秋に残材と一緒に畑に戻します。」
(注1)この記事は著作権法第32条に基づきオーガニックのロカヴォから写真と記事を引用しています。
(注2)この記事は萱等を用いた土作りを紹介するものであり、当農園における野焼きの有無を問うものではありません。