当農園では、アスパラの茎を収集運搬し、裏山に捨てて処分しています。
野菜残渣の処分方法として、離れた所に放置し、自然に土に還す方法をとる農家さんは多いです。
※厳密に言えば自己の土地でも廃棄物をみだりに放置すると廃掃法違反ですが、腐葉土作りと言えば問題ないでしょう
「アスパラガスは多年性の植物で、前の年に光合成をして造った養分を冬が来る前に根っこに貯蔵し、翌年の春にその養分の力でニョキニョキ生えてきます。」
「アスパラガスの茎を全て刈り取って撤去します。何故茎を刈り取るかと言いますと、アスパラガスの困った病気に「茎枯病」「さび病」などがあります。それらの病菌は茎に寄生したまま越冬し、翌年また悪さをするのです。
なので、病菌を駆逐する為に茎を可能な限り畑から撤去します。」
「刈り取った茎も病気を残さない様に離れた場所で焼却するのが望ましいのですが、野焼きは田舎でも色々と問題なのでここは無難にネギの葉っぱ同様、竹の子山(裏山)にぶん投げてきました! 立派に分解されますように。」
(注1)この記事は著作権法第32条に基づき石井農園ブログから写真とコメントを引用しています。
(注2)この記事はアスパラ残さ処理を紹介するものであり、当農園における野焼きの有無を問うものではありません。