微生物資材エバーアミノPMは、米糠、豆屑などの有機物を有用微生物(アースジェネター)で発酵、熟成させたぼかし肥料です。
作物残渣の分解を促進させ、残渣を有効利用することで長期的なコスト削減につながります。
また、有用菌密度を高め、そうか病などの病原菌を抑制します。
土づくりの具体的な方法
小麦残渣は鋤き込まず表層土(15㎝)で土中発酵させ土づくりと減肥!
1. 小麦残渣が悪影響を及ぼしています。
小麦を収穫後の畑には、茎葉と根をあわせ1〜2トン/10aの有機物が残り、C/N比は60〜70と高く分解しにくいものです。また、収穫直前まで殺菌剤を使用しており、さらに分解しづらくなっています。
プラウ耕をすると嫌気状態になり分解が遅れ、翌年になって腐敗し、アンモニアガスを出して根腐れの原因になります。また、アンモニアガスはpHが高く馬鈴薯そうか病の原因にもなります。
2. 小麦残渣を土中発酵させ土づくり。
微生物の働きで麦稈を表層土で発酵させると、堆肥の代わりとなり土を団粒化し、土壌病害を抑制します。
土壌が肥沃になり翌年の肥料を減肥できます。
3. 実践方法
小麦収穫後チョッパーをかけ粗大有機物を細かく砕きます。
エバーアミノを10a当り50kg、ブロードキャスターなどで散布します。
ただちにディスクハロー、パワーハローをかけ荒く表層土と麦稈・エバーアミノを混ぜます。
そのまま2週間以上放置します。
微生物が麦稈を分解し土壌の団粒化が進むので、土が肥沃になります。
詳細(パンフレット)
(注)この記事は著作権法第32条に基づきアグリシステム株式会社ホームページから写真と記事を引用しています。